こんにちは、ゲーム開発者のれいあです。
キーボード、マウスと来て、ついに「白デバイス化計画」も大詰めです。
デスクの上にあるデバイスを白くしていくと、最後にどうしても「黒くてデカイ異物」が気になり始めます。
そう、ヘッドセットです。
多くのゲーミングヘッドセットは「黒 × 赤」とか「黒 × RGB(七色)」みたいなデザインばかり。
せっかくデスクを「白 × 雪 × 魔法」のコンセプトで統一しても、頭に乗せている物体がゴツい黒色だと、Web会議で自分の顔が映った瞬間に「特殊部隊の人?」となってしまいます。
そして何より、視界に入る黒い物体が、せっかく作った「白い聖域」のノイズになるのが許せない。
今回は、エンジニアとして1日8時間MTGをし、夜はFF14で零式に挑む私が厳選した、「見た目の美しさ」と「長時間つけても頭が痛くならない機能性」を兼ね備えた、最強の白いワイヤレスヘッドセットを3つ紹介します。
「白ければ何でもいい」ではありません。
「白くて、軽くて、音が良い」。これが正義です。
なぜ「白」を選ぶのか?(そしてなぜ無線なのか)
色選びは「好み」の問題ではありません。「生存戦略」です。
- 圧迫感の消失:
黒いデバイスは視覚的な「重さ」があります。白で統一することで、デスク周りの圧迫感が消え、思考のスペースが広がります。 - 顔映りの良さ:
Web会議全盛の今、白いヘッドセットは「レフ板」の効果を果たし、顔周りを明るく見せてくれます。黒いヘッドセットは顔の輪郭を厳つく見せがちですが、白は「柔らかい印象」を相手に与えます。 - ワイヤレスの自由:
白いデスクに「黒いケーブル」が一本這っているだけで台無しです。配線を消すためにも、ワイヤレスは絶対条件です。
それでは、この厳しい条件をクリアした「選ばれし3機種」を見ていきましょう。
1. Sony INZONE H9: 「PS5純正」の白さとノイキャンの暴力

まずは大本命、SONYのゲーミングブランド INZONE H9 です。
この丸みを帯びた流線型のデザイン……どこかで見たことありませんか? そう、PS5です。
① 業界最高峰のノイズキャンセリング
このヘッドセット最大の武器は、SONYの高級ヘッドホン「1000Xシリーズ」譲りのデュアルノイズセンサーテクノロジーです。
スイッチを入れた瞬間、PCのファン音も、エアコンの音も、外の工事音も、すべてが「無-Void-」になります。
集中ゾーンに入りたいエンジニアにとって、この「静寂」は最強の武器です。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載しているゲーミングヘッドセットは未だに少なく、白モデルでこの性能を出せるのは唯一無二と言っていいでしょう。
② 「同時接続」という神機能
INZONE H9は、「2.4GHzワイヤレス(PC)」と「Bluetooth(スマホ)」の同時接続が可能です。
これが何を意味するかというと……
- PCでFF14の音を聞きながら、スマホのDiscordで通話する。
- PCで仕事をしながら、スマホで好きな音楽をBGMにする。
- 会議中に宅配便の電話に出る。
このマルチタスク性能は、一度味わうと手放せません。
③ 装着感:シボ加工のソフトフィットレザー
イヤーパッドは合皮ですが、モチモチしていて側圧が強くない設計になっています。
このあたりは長年ヘッドホンを作ってきたSONYの知見が詰まっており、メガネをかけていても痛くなりにくい。
デザインもPS5と並べた時の親和性が完璧で、白いデスクに置くだけで「未来感」が出ます。
弱点: マイク音質は正直「普通」です。配信に使うなら単体マイク推奨ですが、会議用には十分です。
2. Logicool G735 (Aurora Collection): 「かわいい」の具現化

「ゴツいゲーミングギアはもう嫌だ」
そんな全人類のためにLogicoolが開発したのが、Aurora Collection です。
G502 XやG515 TKLを使っているなら、G735 で揃えるのが「美学」としての正解です。
① 雲のような「Cloud Soft」デザイン
最大の特徴は、このマシュマロのような見た目。
「Cloud Soft」と呼ばれるヘッドバンドとイヤークッションは、見た目通りフワフワです。
多くのヘッドセットが「メカメカしさ」を追求する中、ここまで「柔らかさ」に振ったデザインは革命的です。
② 「小さい頭」にもフィットする設計
海外製のゲーミングヘッドセットあるあるとして、「デカすぎてズレる」「耳の位置が合わない」という問題があります。
G735は「頭のサイズが小さめの人」(女性や小柄な男性)をメインターゲットに設計されています。
もちろん調整可能なので一般的な男性でも入りますが、この「コンパクトなフィット感」は、長時間つけていても首が疲れないという大きなメリットを生みます。
③ 「Blue VO!CE」搭載のマイク
Logicool傘下にあるマイクの名門「Blue」の技術が使われており、専用ソフトで声をカスタマイズできます。
「ブロードキャスト(放送用)」フィルターをかけるだけで、自分の声がラジオパーソナリティのように聞こえやすくなります。かわいらしい見た目に反して、中身はガチです。
④ エモすぎるライティング
RGBライティングも、ビームサーベルのように光るのではなく、「オーロラのような優しいパステルカラーのグラデーション」で光ります。
白いデスクマットにこの光が反射すると、そこはもう幻想的な空間になります。
3. Razer BlackShark V2 Pro (White): eSportsスペックの白

「かわいさとかいいから、FPSで勝ちたいんだよ」
「音質に妥協したくない」
そんなガチ勢には、Razerの傑作 BlackShark V2 Pro (2023年モデル) のホワイトモデルです。
① マイク音質が「異常」に良い
このヘッドセット、マイクがとんでもなくきれいです。
「Razer HyperClear スーパーワイドバンドマイク」という必殺技みたいな名前のマイクがついているんですが、無線とは思えないほど声の帯域が広く、クリアに通ります。
Web会議で使うと「れいあさん、マイク替えた? え、ヘッドセットのマイク?」と驚かれるレベルです。
② FPS特化の「定位感」
eスポーツアスリートと共に開発されただけあって、「音がどこから鳴っているか」の解像度が段違いです。
Apex LegendsやVALORANTをプレイする際、足音の距離感や方向が手に取るようにわかります。
専用ソフトにはプロゲーマーが調整したプリセットも入っており、繋いだ瞬間から「勝てる音」になります。
③ 真っ白でマットな「大人」なデザイン
Razerといえば「黒×緑」のイメージが強いですが、このホワイトモデルは非常に上品。
ロゴも主張しすぎず、全体がマットな質感で統一されています。
また、320gという軽さと、通気性の良いFlowKnit製メモリフォームのおかげで、夏場でも蒸れにくいのが特徴です。
「白デスク」だけど「中身は競技シーンスペック」。
そんな質実剛健な白デバイスを求める方への最適解です。
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【重要】白いヘッドセットの「メンテナンス」術
白いデバイスの宿命。それは「汚れ」です。
ファンデーション、皮脂、手垢……。放っておくと悲しい色に変色します。
私が実践している「白さを保つメンテナンス」を共有します。
- 使用後は必ず拭く: アルコールティッシュではなく、中性洗剤を薄めた水を含ませて固く絞った布で拭きます(合皮を傷めないため)。
- イヤーパッドカバーを使う: mimimamoなどのカバーをつければ、直接肌が触れません。今は白いカバーも売っています。
- 紫外線に当てない: プラスチックの黄ばみの原因は紫外線です。窓際の直射日光が当たる場所に放置しないこと。
これだけで、1年経っても「純白」をキープできます。愛があれば面倒じゃありません。
比較まとめ: あなたの「耳」はどれを選ぶ?
最後にスペック比較です。
| 特徴 | Sony INZONE H9 | Logicool G735 | Razer BlackShark V2 Pro |
|---|---|---|---|
| キーワード | ノイキャン・没入 | かわいい・軽量 | マイク音質・定位 |
| 接続 | 2.4GHz + BT同時 | 2.4GHz + BT同時 | 2.4GHz + BT (切替) |
| バッテリー | 32時間 (NC OFF) | 16時間 (光あり) | 70時間 |
| 重量 | 約330g | 約273g | 約320g |
| イヤーパッド | 合皮 (ソフトフィット) | 合皮 (Cloud Soft) | メッシュ (FlowKnit) |
| 価格帯 | 高め | 中 | 中 |
- 集中力とPS5連携をとるなら → INZONE H9
- デザインと軽さ、小顔フィットなら → G735
- ガチの音質とマイク、バッテリーなら → BlackShark V2 Pro
個人的には、「仕事中のノイキャン集中」に重きを置くので INZONE H9 をメインで愛用していますが、週末にApexをガッツリやるときは BlackShark V2 Pro に持ち替えたりしています。
ヘッドセットは、あなたの「集中力」を守る防壁であり、世界に入るための入口です。
そして何より、鏡に映った自分が「お、今日もイケてる」と思えるデバイスを選ぶこと。
それが、終わらないデスマーチを生き残るための、ささやかな魔法になるはずです。


