こんにちは、ゲーム開発者のれいあです。
突然ですが、あなたの腰、息してますか?
私はかつて、3,000円の折りたたみパイプ椅子でコーディングを続け、見事に軽度のヘルニアをやらかしました。
あの時の絶望感と言ったらありません。「あ、これ、人生終わったかも」と本気で思いました。
私たち開発者にとって、体(特に腰と目)は消耗品であり、最も重要な資本です。
1日12時間、画面に張り付いてコードを書き、デバッグプレイをし、仕様書を書く。
この過酷な環境において、「椅子」はただの家具ではなく、寿命を延ばすための生命維持装置です。
今回は、私の腰を救ってくれた、そして同業の友人たちが愛用している「本気で座れる椅子」を6つ厳選しました。
北海道の極寒デスク環境ならではの「弱点」も含めて、正直にレビューします。
開発者が椅子を選ぶときの「3つの生存戦略」
スペック表を見ても、正直どれが良いのか分かりませんよね。
私が重視しているのは以下の3点だけです。
- 「前傾」か「後傾」か
- コーディング・執筆メイン: 前のめりになるので「前傾チルト」必須。
- 企画・デバッグプレイメイン: リラックスして後ろに重心をかけるので「最強のリクライニング」が必要。
- アームレストの「自由度」
- キーボードを打つときは「ハの字」。
- コントローラーを持つときは「体の内側に寄せる」。
- これができない椅子は、肩こりの原因になります。
- 「日割り計算」で考える
- 20万円の椅子でも、12年保証なら1日あたり約45円です。
- 缶コーヒー1本我慢するだけで、腰の平和が買えます。
1. 【集中】Herman Miller Aeron Chair (アーロンチェア)
世界で最も有名な「仕事用」チェア。

私が現在メインで使っているのがこれです。
最大の特徴は「前傾チルト機能」。
座面と背もたれが数度前に傾くことで、モニターに噛り付いてコードを書くときの姿勢を、背もたれが追従して支えてくれます。
推しポイント:
– メッシュの張り地(ペリクル)が体重を分散し、長時間座ってもお尻が痛くならない。
– 「強制的に良い姿勢」にさせられるので、猫背になりにくい。
北海道民としての弱点:
– 冬、死ぬほど寒い。 メッシュなので通気性が良すぎて、お尻がスースーします。
– 解決策:パネルヒーターを足元に置くか、薄手のクッション(通気性を殺さないもの)を敷きましょう。
2. 【思考】Herman Miller Embody Chair (エンボディチェア)
「背骨」を持ち、体の動きに合わせる椅子。

アーロンが「集中の椅子」なら、エンボディは「思考の椅子」です。
背もたれの独自のピクセル構造が、背中のわずかな動きに合わせて変形します。
リクライニングした時の「包まれ感」は唯一無二。
推しポイント:
– 座面が広く、フレームがないため、あぐらがかける(行儀悪いですが、重要ですよね)。
– ファブリック素材なので、冬でも暖かい。
👉 Herman Miller エンボディチェア をチェック
3. 【万能】Steelcase Gesture (ジェスチャー)
現代のデジタルデバイス使いに最適化された椅子。

「スマホ」「タブレット」「コントローラー」。
あらゆるデバイスを持つ手の動きに合わせて、アームレストが360度変幻自在に動きます。
推しポイント:
– アームレストの可動域が異常。コントローラーを持って肘を脇腹につけるポーズでも、しっかり支えてくれます。
– 多くのモバイルゲーム開発者が愛用しています。
4. 【睡眠】Ergohuman PRO2 Ottoman (エルゴヒューマン プロ2)
「寝れる書斎」を作りたいならこれ。
2024-2025年にかけて一新された新型です。
最大の特徴は「独立式ランバーサポート」と「内蔵オットマン」。
腰をガッツリ支えてくれる安心感と、足を伸ばして仮眠できる機能性は、職住近接フリーランスの最強の味方です。
推しポイント:
– オットマン(足置き)が出てくる。これが全て。
– 新型になり、前傾チルトも搭載されたので死角がなくなりました。
👉 Ergohuman PRO2 Ottoman をチェック
5. 【新星】COFO Chair Premium (コフォチェア)
日本のクラウドファンディング発、「全部入り」の黒船。

「Ergohumanは高すぎる…」という層に激震を走らせた日本ブランド。
10万円を切る価格で、フットレスト、ランバーサポート、ヘッドレスト、さらに「ハンガー」や「バッグホルダー」まで標準装備です。
推しポイント:
– 「雲の上のような座り心地」を目指したというだけあり、負担が少ない。
– バッグホルダーが地味に神。床にカバンを置かなくて済むので、ルンバが引っかかりません。これ、開発者のQOL爆上がりポイントです。
6. 【高コスパ】Secretlab TITAN Evo (シークレットラボ)
「ゲーミングチェア」の完成形。

いわゆる「バケットシート型」ですが、他社の安価なゲーミングチェアとは一線を画します。
座面がフラットで広く、あぐらもかけますし、内蔵型のランバーサポートが優秀です。
推しポイント:
– ファブリック(布)モデルを選べば、部屋に馴染むシックなデザイン。
– セール時には6〜7万円台で買えることもあり、このリストの中では最も「投資しやすい」エントリーモデル。
まとめ:椅子は「経費」ではなく「投資」
「椅子に20万!? 高すぎ!」
そう思う気持ち、痛いほどわかります。私も最初はそうでした。
でも、腰を壊して整骨院に通う時間と治療費、そして「腰が痛くて集中できない」というパフォーマンス低下を計算してみてください。
良い椅子は10年以上使えます。
あなたの才能を、腰痛ごときで終わらせないでください。
最高の相棒を見つけて、快適な開発ライフを!

