
青軸のゲーミングキーボードは、「カチッ」としたクリック音と明確な押し心地が特徴のスイッチタイプです。本記事では、青軸の仕組みから選び方、メリット・デメリット、向いているゲームジャンル、人気モデル、価格帯、購入方法、他の軸との違いまで、幅広く解説します。キーボード選びに悩んでいる方や、打鍵感を重視するタイピング好き・ゲーマーの方にとって、参考になる情報をたっぷりお届けします。
青軸とは?メカニカルキーボードの基本を知ろう
メカニカルキーボードは、各キーに独立したスイッチが搭載されたキーボードのことです。これにより耐久性が高く、長時間の使用にも耐えやすくなっています。青軸は、その中でも「クリッキー」と呼ばれるタイプに分類され、キーを押したときに「カチッ」と明確なクリック音が鳴ります。
この音と感触が「押したぞ!」という安心感を与えてくれるため、正確なタイピングやゲーム操作に向いています。押下圧は約60g、反応点(アクチュエーションポイント)は約2.2mm、底打ちまでの距離は約4.0mmと標準的です。
他のスイッチと比べて音と感触がはっきりしているため、初めてメカニカルキーボードを使う人にとっても、打鍵感の違いが分かりやすいのが魅力です。
青軸キーボードの魅力と使うメリット
- タイピングが気持ち良い! クリック音とタクタイル感がクセになる打鍵感で、タイピングそのものが楽しくなります。
- 正確な入力がしやすい 押したことを耳と指で感じられるので、打ち間違いが減ります。
- リズムよく打てる 手の動きと音がリンクするため、長文の入力にもリズムが生まれやすいです。
- 「カチカチ感」が快感 青軸特有の音と感覚は、他のスイッチにはない独自の魅力です。
筆者自身も店舗で青軸を試打した経験があり、その軽快なタッチと心地よいクリック音に思わず夢中になりました。実際に使用している友人も「スキル回しのタイミングがとりやすい」と語っており、MMORPGなどでもその使用感を高く評価しています。
青軸キーボードのデメリットと注意点
- 音が大きい クリック音がはっきりしているため、静かな環境や共有スペースでは注意が必要です。
- マイクに拾われやすい ボイスチャット中に音が入ってしまい、周囲に不快感を与えることも。
- 押し込みがやや重い 約60gの押下圧は、長時間使用すると指が疲れることがあります。
- 連打には不向き ヒステリシスがあるため、素早いダブルタップや連打が難しい場合もあります。
このように、青軸には明確な魅力がある一方で、使用環境やプレイスタイルによっては気になる点もあります。購入前に一度試し打ちしてみることをおすすめします。
青軸に向いているゲームと不向きなゲーム
青軸の特徴を活かせるかどうかは、プレイするゲームジャンルにもよります。
◎ 向いているジャンル
- ストラテジー(戦略ゲーム)
- シミュレーションゲーム(ターン制や思考型)
- MMORPGやRPG(正確な入力が求められる)
△ 向いていないジャンル
- FPS(シューティング系)
- アクションゲーム(高速入力重視)
- 対戦格闘ゲーム(素早い連打が必要)
クリック感による「操作の安心感」が重視されるゲームでは青軸が大きな武器になりますが、速さや静かさが求められるゲームでは赤軸・銀軸などのリニアスイッチが有利です。
人気の青軸キーボードおすすめモデル紹介(2025年版)
1. Logicool G915 X LIGHTSPEED(クリッキー)
ロジクールのG915 X LIGHTSPEEDは、超薄型デザインと高性能を兼ね備えたワイヤレスゲーミングキーボードです。GLクリッキースイッチ(青軸相当)を搭載し、明確なクリック感と打鍵音が特徴です。トライモード接続(LIGHTSPEEDワイヤレス、Bluetooth、有線)に対応し、最大36時間の連続使用が可能なバッテリー寿命を誇ります。また、LIGHTSYNC RGBによるカスタマイズ可能なライティングや、専用ソフトウェア「G HUB」を使用したキー設定が可能です。

2. HyperX Alloy Origins Core(HyperX Blue)
HyperXのAlloy Origins Coreは、テンキーレスデザインのメカニカルゲーミングキーボードです。HyperX独自のBlueスイッチ(青軸)を搭載し、クリック感と打鍵音が特徴です。航空機グレードのフルアルミボディーにより、高い耐久性と安定性を実現しています。RGBバックライトはキーごとにカスタマイズ可能で、専用ソフトウェア「HyperX NGENUITY」を使用してライティングやマクロ設定が行えます。

3. e元素 メカニカル式ゲーミングキーボード(青軸)
e元素のメカニカル式ゲーミングキーボードは、コストパフォーマンスに優れたモデルです。青軸スイッチを搭載し、明確なクリック感と打鍵音が特徴です。RGBバックライトを備え、複数のライティングモードから選択可能です。また、耐久性の高いキーキャップと防水設計により、長期間の使用にも適しています。価格を抑えつつ、基本的な機能を備えたモデルをお探しの方におすすめです。

青軸キーボードの価格帯と選び方のポイント
価格帯の目安は以下の通りです:
- 5,000円〜10,000円:初心者向けのエントリーモデル。基本機能がしっかりしており、価格もお手頃。
- 10,000円〜18,000円:中級者向け。デザイン性・耐久性・快適性のバランスが良い。
- 20,000円以上:ハイエンドモデル。RGBや無線対応、プログラマブルキー搭載など高機能。
キーボード選びのチェックポイント
- 有線 or 無線?
- テンキーの有無(フルサイズかテンキーレス)
- サイズ感(60%、75%、TKLなど)
- RGBライティングの有無
- 静音性やデザイン性
自分の用途に合わせて、必要な機能と予算を見極めて選ぶのが成功のカギです。可能であれば、店舗で実機を触ってから購入すると失敗が少なくなります。
青軸キーボードはこんな人におすすめ!
- タイピングにこだわりがある人
- カチカチとした音と感触が好きな人
- 長文入力を快適にしたい人
- ゲーム操作の正確さを重視したい人
- キーの押し心地に明確な感覚が欲しい人
逆に、深夜の使用が多かったり、周囲に配慮が必要な環境で使う人、軽く静かな打鍵感を好む人には赤軸や茶軸が向いているでしょう。
青軸キーボードを買うなら?おすすめの購入先
ネット通販で購入できる主なショップは以下の通りです:
- Amazon Japan
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- ヨドバシカメラ.com
- パソコン工房オンラインストア
- 遊舎工房、KBDFans(専門ショップ)
品ぞろえ、価格、レビュー、配達スピードなどを比較して、自分に最適なショップを選びましょう。
青軸・赤軸・茶軸の違いを表でチェック
スイッチ | 打鍵音 | タッチ感 | 特徴 | おすすめ用途 |
---|---|---|---|---|
青軸 | 大きい | クリック感あり | 明確な感触と音が特徴 | タイピング・MMO・RPG |
赤軸 | 小さい | スムーズ | 音が静かで連打に強い | FPS・静音環境 |
茶軸 | 普通 | 軽いタクタイル | 青と赤の中間的存在 | 作業・バランス型 |
まとめ|自分に合った「軸」を選んで快適キーボードライフを!
青軸キーボードは、「打っていて楽しい」と感じたい人や、打鍵感にこだわる方に最適な選択肢です。音と感覚のフィードバックが明確で、ゲームでも作業でも“押した感覚”を大切にしたい人にぴったりです。
ただし、音の大きさや押し込みの重さが気になる方は、赤軸・茶軸など他のスイッチも比較検討してみましょう。最適なキーボードを選ぶことで、日々の作業効率も快適さもぐっと上がります。
ぜひこの記事を参考に、自分だけの理想のキーボードを見つけてください。